本日もお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます☺️   今日は、年末も近づいているので久しぶりに落語の話を。  【芝浜】酒が大好きで、仕事もせず昼間から酒を呑んだくれているダメ親父。腕はいいのに酒に溺れ、仕事をしないある魚屋の亭主は、いつも女房と大喧嘩。ある日、そんな亭主に我慢がならなくなった女房は、早朝無理やり叩き起こし魚市場に仕入れに向かわせます。 嫌々ながら芝の魚市場に仕入れに向かうが、朝早すぎた為、市場には誰もいません。時間でも潰そうと浜辺へ行き煙草をふかしていると、足元に革の財布が落ちているのを見つける。拾って開けてみると、中には驚くような大金。 大喜びで家に戻り、女房に財布を見せつけ、これで当分遊んで暮らせるぞと仲間を呼び出し、また酒を浴びるように飲み寝入ってしまう。女房はこんな大金があると仕事をしないからと、「財布は夢だった」と嘘をつく、そして、、、  様々な噺家さんで拝見しましたが、一番記憶に残っているのは立川談志さんの映像でした。 決して綺麗な所作ではないが、それがリアリティを生み、そこにいる夫婦の話に見入ってしまう感覚になります。落語好きな人には、自分の中の【芝浜】があるので、以前に話した談春師匠の新機軸の【芝浜】は本当に大変だと、、 皆さんは、好きな芝浜ありますか?  では 次の予定は、今年の仕事納め 明日 金曜日になります。ご来店 心よりお待ち申し上げております🌸  それでは皆様にとって、明日も良い1日となりますように🌙